ストックホルム観光の定番中の定番のスカンセン野外博物館(Skansen)
ですが、人気なのには理由があります。
人気の理由を以下にまとめてみました。
・スウェーデンの昔の家や生活を見れる
・トナカイやヘラジカなどの北欧の動物や熊がいる
・スカンセン水族館
・ガラス工房
・美しいローズガーデン
・野外ステージでのイベント開催
・子供が喜ぶ遊び場(Ekorrparken)
・子供が喜ぶ車の乗り物(入場料と別料金)
・子供が喜ぶ引き馬(時期による)
・ミニトレインで園内を遊覧(時期による)
・充実のお土産ショップ
・メイポールの周りで夏至祭のお祝い
・冬のクリスマスマーケット
・夏は屋外でのランチやFIKA(FIKAはお菓子やコーヒーを飲みながらのお喋り)
・広大な野外博物館なので、開放的で気持ちの良い空間
と、いろいろ理屈を書きましたが、最大の魅力は訪れている人がみんな、なんだか幸せそうに歩いていること!
スカンセンに行くとハッピーな気分になれるのです。
というわけで、今回は古き良きスウェーデンの魅力がギュッと詰まったスカンセン野外博物館(Skansen)を紹介します。
はじめに
私はスカンセンが大好きで、年間パスを持っています。もう何回行ったかわからないくらいですが、その割に写真がほとんどありませんでした。なんでー?
手元に残っている写真も変顔ばかり。どうしてー?
というわけで、これを書くためにスカンセンに立ち寄って、真面目に写真を撮ってきました。
スカンセンの北東にブレダブリックタワー(Bredablick)という大好きな塔があります。中には入れないのですが、この塔を目にするたびに、可愛いなぁ、素敵だなぁ、いい色だなぁと嬉しくなります。
この塔は、高さ30メートルあって1870年代に建てられました。建設を計画したのは医師で、初めは井戸を掘って井戸の施設を作りたいと考えていた様です。
健康のために井戸水を飲みたいというのがその理由。結局1891年に、この塔はスカンセン社によって買収されました。
今は入れないけれど、いつか塔の中にも入ってみたいです。塔に登るツアーとか絶対人気が出るはず!
子供の乗り物や竹馬
先述のブレダブリックタワーのすぐ前に子供の乗り物コーナーがあります。去年までは、入場料とは別に一回30クローナ必要でした。今年の値段を確認するのを忘れてしいましたが、値上がりしていないと良いのですが。また、前回は現金が使えましたが、今年も使えるかどうかは未確認です。
Storgatan付近で竹馬に乗ることが出来ました。これは無料です。スカンセンはその時々で、昔ながらの遊びを提供してくれます。過去には、藁を投げる遊びやサーカス体験など、楽しい企画がたくさんありました。
Bollnästorgetあたりの池と白樺の木も雰囲気が良くて大好きです。冬は、この辺に焚き火台が置かれていることもあります。
冬のスカンセンは0℃の日も珍しくないので、焚き火で暖をとれるのは有難い。
レストラン、カフェや屋台
スカンセンには、レストランやカフェがいくつかあるのですが、私は結局いつもこのTerrassenというセルフサービスのレストランへ行ってしまいます。大きなステージの目の前にあるレストランで、地下に広めのトイレがあります。
学校給食の様にトレーを持って、カウンターに並んで注文し、自分で料理を運びます。
スウェーデンで極上の料理を食べようとしてはいけません。スカンセンのご馳走は、自然と動物と歴史探訪なのです。
セグロラ教会 : Seglora kyrka
Seglora kyrkaは木造の教会です。天井に描かれた絵が素朴であたたかくて、なんだかホッとする教会。中は写真撮影禁止なので、写真を撮れないのが残念です。
北欧の動物たち
スカンセンに行ったら必ずくまのところへ行きます。私はくまが大好きなのです。だからこのホームページでも “しろくま”と名乗っています。ヒグマやツキノワグマよりもシロクマの方が北欧っぽいかなと思っての、しろくま。
以前はオオカミがいたのですが、いなくなってしまって悲しいです。写真は上手に撮れませんでしたが、ヘラジカ(Moose)やトナカイもいます。
スウェーデンの昔の家を体験
この先は、スウェーデンの昔ながらの家や建物の写真を並べてみます。実際に使っていた家をスウェーデン中から運んできた本物の家々です。
中に入って見学できる家と外から見るだけの家とあります。
7月にストックホルム王宮へ行った後だったので、王族と庶民の生活のギャップを実感しました。
また、スマホなんかない時代に、家族で寄り添って手作りの生活をしていたのかな?と思ったり。それはそれで楽しそうです。→王宮の記事はこちら
昔の街並み
スカンセンの西側辺り、Hantverkarbackenの通りも風情があって大好きです。昔のスウェーデンの街並みはこんな感じだったのかと思いを巡らせます。
ショップ : Skansen Museum Shop in the Lodge
Marknadsgatanにショップがあります。農家の納屋を改造したかの様な素敵なショップです。
お土産だけ買いたい時は、スカンセン入口のゲートを入る前の左側にもショップがあります。
スウェーデンの定番土産がちゃんと常備されていました。
スカンセンの地図
スカンセンが広すぎるので、地図のリンクを貼っておきます。
西側のケーブルカー
園内は広大で、1日かかっても全部見れるかどうかわかりません。でも、気の向くまま園内をぶらぶら歩くのも良いものです。
西側にも入り口があるのですが、そこから入るとケーブルカーに乗って登ることが出来ます。距離は短いのですが、ケーブルカーってワクワクします。秋に乗ると紅葉も綺麗です。
最後に乗ったのはコロナ禍前なのですが、その時は50クローナでした。今はいくらかな?次回ちゃんと調べてこようと思います。
スカンセンのインフォメーション
住所 : Djurgårdsslätten 49-51, 115 21 Stockholm
地図 : Googleマップで見る
HP : https://www.skansen.se/
入場料
大人の入場料は時期によって変わり、200-265クローナ
子供(4–15歳)は80クローナ、4歳以下は無料
大人の年間パスは395クローナ(レストランやショップでの割引あり)
開園時間は時期によって様々なので、HPで細かくチェックしてください
さいごに。
スカンセンの魅力の半分も伝えられませんでした。スカンセンはこんなもんじゃないのです!
日本から家族やゲストが来たらスカンセンに連れて行くのですが、みんな気に入ってくれます。子供連れだと特に喜んでくれます。
とはいえ、大人も十分に楽しめる場所。そんな場所ってなかなかないから貴重な場所です。
天気の良い日に行って、ご自身でスカンセンの魅力をたしかめて見てください。
スカンセンがスウェーデンの庶民の生活を、ストックホルム王宮は王族の生活を垣間見れます。
ストックホルム王宮の記事も合わせてご覧ください。
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