日本からスウェーデンに来た家族や友人がみんな驚く、ストックホルムの物価高。円安の今は、ランチひとつとってもイチイチ高くてちょっとイライラしますね。
ファーストフードには行きたくないし、普通のレストランは高すぎる。
でも、ストックホルムにはそんな人にぴったりの、お財布に優しいランチが食べられる場所があります。
元教会の中の天井の高い空間で、ストックホルムっ子に囲まれて料理を味わう時間は、旅の良い思い出になると思います。
まだ行ったことがない人は、ぜひチェックしてみてください。
Stockholms Stadsmission Mötesplats Mariatorget
ランチを食べられるお店の名前は、「Stockholms Stadsmission Mötesplats Mariatorget」。名前が長いですね。
「Stockholms Stadsmission」といえばセカンドハンドのお店で有名ですが、実はカフェも運営しています。
平日ランチはお財布に優しいのでおすすめです。


いままでは、「教会のランチって貧しい人や困っている人へのフードサービスなの?」と思っていました。
でも公式サイトをよく読んでみたら、「誰でもウェルカム」と書かれていたので、ちょっと立ち寄ってみることに。

ランチの料金は、人によって異なります。
・Matmissionenの会員:40クローナ
・年金受給者と学生:75クローナ(約1,150円)
・一般:105クローナ(約1,600円)
円換算すると「高くない?」と思うかもしれませんが、昨今のストックホルムの物価は年々上がっていて、105クローナでランチを食べられるところは貴重です。

平日の日替わりランチは2種類から選べて、ベジタリアンの選択肢もあります。
料理はすべて手作りで冷凍食品や半製品は使われていないというからびっくり。
さらに、パンやサラダ、コーヒーはおかわり自由です。



相席の男性は、サラダとパンを山盛り取っていました。そうやってお腹を満たす方法もあり!です。


私の前に並んでいた年配のご婦人が「ランチ一つ。年金生活者。」と自己申告でオーダーしていました。
年金手帳的なものは見せなくてもいいみたいです。

店内は年配の方が多くて、しかも1人で黙々と食べている人も多く、近所の人の食堂的な立ち位置なのかなと思いました。
友達と連れ立って行って楽しく過ごすっていう感じではありませんでした。それよりも生活に密着!って感じの食堂です。
そう、レストランというよりも食堂寄り。


お得なランチのあとは、セーデルマルムの街歩きがおすすめです。
旅行中にWi-Fi探しで時間をロスしたらもったいないので、私はどこかへ旅行する時は、AiraloのeSIMでサクッとつないでいます。
Stockholms Stadsmission Mötesplats Mariatorget
住所 : Mariatorget 10, 118 48 Stockholm
地図 : Googleマップで見る
HP : https://www.stadsmissionen.se/motesplats-mariatorget
※ランチ提供時間:平日 11:00〜14:00(それ以外の時間は通常の値段)
周辺のおすすめ
Mötesplats Mariatorgetがあるセーデルマルム島は、おしゃれカフェやショップが多いヒップなエリアです。

セーデルマルムには、おすすめの場所がたくさんあるので、ぜひ行ってみてください。
たとえば、美味しい紅茶屋さん「The Tea Centre of Stockholm 」や 「市庁舎やガムラスタンを見渡せる公園」、美味しいコーヒーが楽しめる「 コメット」、「パスカル」、「ドロップコーヒー」、「Johan & Nyström」など。

思わず写真を撮りたくなる場所もたくさんあるので、スマホを使いすぎからのバッテリー切れにはご注意です!
小型のモバイルバッテリーを持っていると安心ですよ。

周辺のセカンドハンド
Stockholms Stadsmissionといば、カフェよりもセカンドハンド店で有名ですが、教会から徒歩3分くらいのところにも店舗があります。




私はここで和食器を見つけることが多いです。


Stockholms Stadsmission – Mariatorget
住所 : Hornsgatan 58, 118 21 Stockholm
地図 : Googleマップで見る
HP : https://www.stadsmissionen.se/butiker/second-hand-sodermalm-mariatorget-hornsgatan
さいごに
ストックホルムが日本に比べたら物価高なのはたしかです。
でも工夫次第で価格抑えめで楽しめると思いますよ。
よかったら、無料で入れる博物館の記事もあわせてどうぞ!
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