Netflixのドラマ、ヤング・ロイヤルズをお正月に初めて観ました。人を好きになることの素晴らしさと苦しさを思い出して、キュンキュンしながら鑑賞。
それで早速、主人公ヴィルヘルム王子の実家に設定されているお城(ストーラ・スンドビー城)に行ってみたいと思ったのだけど、ストックホルムから遠いので行けずじまい。夏に時間が取れるのを待って、やっと行ってきました。
お城の中はツアーに参加しないと入れなくて、しかも撮影禁止だったので内部の写真はありません。でも、お城の外観や周辺は写真を撮ってきました。
この記事が、ヤング・ロイヤルズのロケ地巡りを考えている方の参考になればうれしいです。
ヤング・ロイヤルズのあらすじを手短に
ネットフリックスで見られるスウェーデンのドラマ、ヤング・ロイヤルズのあらすじを簡単に書いておきますね。
ドラマは、スウェーデン王室のヴィルヘルム王子(通称ヴィル、スウェーデン語寄りだとヴィッレ)が、一般人が通う高校で色々やらかして、母親(スウェーデン女王)に名門の寄宿学校に強制転入させられるところから始まります。
その寄宿学校で、王子は一般家庭出身の男の子シーモンと出会って、2人は次第に惹かれ合っていきます。次第にっていうよりも、王子の方は教会で初めて会った瞬間、シーモンに一目惚れって感じにみえました。
シーモンと恋に落ちたヴィル王子だけど、王子としての立場とか、本当の自分(ゲイ)を公表したいのに隠さなきゃいけないプレッシャーのなかで、かなり葛藤しながら高校生活を送るというストーリーです。
誰かを好きになる喜びとか、両想いになれたときの嬉しさを知ってる人。その反面、本当の自分を隠して周りに合わせている息苦しさとか、そんな殻をぶち破りたという衝動がある人。
今そういう葛藤を抱えている人や、過去にそんな経験があった人に刺さる作品だと思います。
↓シーモン役のOmar Rudbergさんのインスタです。
まずはエスキルストゥーナへ
そもそもヤング・ロイヤルズの主な撮影場所は、寄宿学校の舞台になっているカッゲホルム城(Kaggeholms slott)なんです。ストックホルム中央駅から地下鉄やバスを乗り継いで1時間半ほどの場所にある、エーケローという島にあります。
ただ、私は王子の実家として登場するストーラ・スンドビー城(Stora Sundby slott)のビジュアルがめちゃくちゃ好みだったので、まずは実家のお城から行ってみたかった!
ヤング・ロイヤルズのファンなら「ヴィルヘルム王子の実家のお城に興味がある!」という人もきっと多いですよね(私だけ?)
はい、というわけでストーラ・スンドビー城の最寄駅のエスキルストゥーナ(Eskilstuna)へやってきました。

エスキルストゥーナ駅の周りは、ひっそりとしていて心細かったです。都会好きなので、もう少しお店とかの賑やかさが欲しい。

道のりは果てしなく遠い
さて、Googleマップによると、エスキルストゥーナ駅からお城まではバスが運行しているみたいです。
Järntorgetというバス停から、18番のバスに乗って約30分。
と、書くと簡単なようですが、土曜日はバスが1日6本のみで、私が乗った10:48のバスを逃すと次のバスは12:48、その次は15:03。
乗り遅れたらいけないという緊張感で吐きそうでした。

とはいえ、田舎道をぐんぐん走るバスからの景色は最高でした。
30分くらいして降りたAlbergaというバス停付近には、小さなスーパーが一軒と駐車場があって寂しい感じ。
そこからGoogleマップの指示に従ってお城まで行くとなると、まあまあ大きな道路を歩かないといけないことに気づいて絶望しました。


こういう道路を歩かないといけないなら、Uberで来たのに、と思ったけど後の祭り。
というわけで、お城までバスで行くのは全くおすすめできないです。
帰りはエスキルストゥーナまでUberを使いましたが、399クローナでした。
お城が見えた
さて、道路を進んでいたら、左手にショップや駐車場が見えてきました。その時の安堵感たるや。
そのまま駐車場を突っ切って歩いていると、右手にお城が見えてきました。キタ!



お城を右手に見ながら進むと、黒い門が出てきます。この中はなんと個人の敷地で、Klingsporファミリーの所有だそうです。
でも、カフェの看板があったら入っていいみたい。看板を読むと毎日10am-6pmまで中を散策していいよ、と書かれていました。
とはいえ、季節によってオープン時間が変わるかもしれないので、門にある看板をよく確認してくださいね。


↓こんな感じで、エスキルストゥーナ駅から、お城までやっとの思いで辿り着きました。
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ツアーの内容:撮影禁止
ドラマでは、たまにお城の外観が映るくらいで、実はほとんど登場しないお城なんです。
でも、下の写真の佇まいを見てください。本当にカッコよすぎませんか?

お城の内部はツアーでないと入れない、ということでツアーは事前に申し込んでおきました。
ツアーは夏の間のみ開催なので、9月の現在は終了していますが、来年の夏の再開を期待しましょう。

私が覚えている限り、ヴィル王子がお城の周りを歩くようなシーンはないのですが、なんとなく「ドラマに映っていたお城に来た!」という高揚感はありました。

肝心のツアーですが、てっきりヤング・ロイヤルズのファンでいっぱいなのかと思っていたら、かなり年配の方ばかり。
しかも、ツアーではヤング・ロイヤルズの話には一切触れられず、お城の歴史や歴代の所有者やそのエピソード、お城の構造や意味などの解説で、ヤング・ロイヤルズの質問をしたら確実に白ける雰囲気でした。
とはいえ、ヤング・ロイヤルズの最初の頃のエピソードで、王子が国民に謝罪する映像を撮るシーンがあります。
ツアーでそのピンクの部屋に入った時は、「ここがあの謝罪の時の部屋だよね?」と気づいて嬉しかったです。

また、お城は個人所有で現在も実際に住んでいる、というガイドさんのお話にはびっくりしました。住み心地はどうなんでしょう?
部屋の一つにMacが置いてあって、「所有者はたまにここで仕事するみたいです」とガイドさんが仰っていました。
個人宅ということで、写真撮影が禁止だったのが本当に残念です。
写真が本当に一枚もなくて、記憶もあやふや。

ちなみに、ヴィル王子が帰省時に使う私室。ドラマでは、薄い水色のドアと濃い緑の柄の壁紙の部屋だっだと思うのですが、そこはツアーのルートに入っていなかったようで、見ることはできませんでした。
とにかく写真が一枚もないので、後から検証できないんですよね。でも、ヴィル王子と同じお城にいた、ってことで満足です。
とにかく、このツアーはヤング・ロイヤルズのファン向けに作られているわけではない、ということだけは実感しました。
Stora Sundby Castle
住所 : Stora Sundby Gård, Slottet, 635 35 Stora Sundby
地図 : Googleマップで見る
HP : http://www.storasundby.com/
※お城のツアーは299クローナでした(約4,900円)
お城の周辺
せっかくなので、ヤング・ロイヤルズには全く出てきませんが、お城の周辺も散策してみました。
カフェ:Stora Sundby Café
黒い門からお城へ行く途中に、Stora Sundby Caféがありました。





カフェのご飯は少なめで全然お腹いっぱいにならなかったけど、夏バイトっぽい女の子がすごく感じよくて、カルダモンケーキも美味しかったです!
お城を眺めながら食べられたのも贅沢でした。
Stora Sundby Slottscafé
住所 : 635 35 Stora Sundby内
地図 : Googleマップで見る
HP : https://storasundby.com/
※お城が閉まっている時は、カフェも休みなのかも?9月現在閉まっています。
ショップ:Stora Sundby Gårdsbutik
ジビエ肉や地元の野菜を販売しているショップもありました。


Stora Sundby Gårdsbutik
住所 : 635 35 Stora Sundby内
地図 : Googleマップで見る
HP : http://www.storasundby.com/
※営業時間は季節によって変更
お城周辺のお散歩
お城周辺を散策しましたが、緑豊かで癒されます。
ロケ地巡りに来たっていうことをすっかり忘れて、ただただ緑に癒されたのでした。


アクセス
ストックホルムから、ストーラ・スンドビー城までのアクセスをかんたんに。
ストックホルム中央駅からMelängåg(とても綺麗な列車)という電車に乗って、エスキルストゥーナまで約1時間。そこからバスに30分乗って、Albergaで下車。
Albergaのバス停から15分くらい道路を歩くのが辛いので、エスキルストゥーナ駅からは、Uberを利用するのがおすすめです。
ただ帰りのUberがなかなか捕まらなくて、結局1時間待ったので、Uberもなかなか大変。
車で行くのが1番良いのかもしれません。
さいごに
ヤング・ロイヤルズのヴィルは、ゲイである本当の自分を隠していることに悩みますが、本当の自分を隠すのは、ヴィル王子だけじゃなくてみんな同じかも?って思いました。
例えば、本当はやりたい仕事があったのに就職に有利な方の専攻を選んだり(私のこと!)、本当は一人で過ごしたいのに誘いを断れなかったり、着たい服があるのに年齢を気にして諦めたり。
誰もが世間の期待に応える自分と、本当の自分とのギャップに大なり小なり悩んでるのかも?
だからこそ、ラストのシーンでの王子の決断に涙が止まらなかったのかもしれません。
そして、お城のツアーでは、ヤング・ロイヤルズの話は聞けなくて残念でしたが、お城の雰囲気は味わえて満足です。
こういう機会でもないと、エスキルストゥーナって街を知ることもなかったので良かった!
最後になりますが、みんな、自分の本当の気持ちを大切にして生きていきましょう!

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