陶磁器の街として有名なグスタフスベリでは、年に数回ほどLoppis (ロッピス)と呼ばれている蚤の市が開かれます。日本ではフリーマーケットとも言いますね。
私が特におすすめするのは、リサ・ラーソン(Lisa Larson)の陶器スタジオのセール品です。当日はリサの工房前にB級品がたくさん並び、飛ぶように売れていました。
今回はこの夏に行ったグスタフスベリのLoppisとその周辺の様子を紹介します。
グスタフスベリのLoppisは年に数回
ストックホルムから東に約20キロ。バスに揺られてやって来ましたのは、グスタフスベリという港町。ここは陶磁器の町として知られています。
この街では年に数回、グスタスフベリのLoppisが開かれているのです。
いきなりリサ・ラーソン
Loppisは屋外で開かれておりまして、バス停から現場へ向かって歩いている時点で遠くに出品者が見えて、到着前からワクワク。
おばあさんの手編みの手袋や小物を眺めながら進んで行くと、可愛らしい陶磁器が並んだテーブルが見えて来ました。
リンドベリをはじめとするたくさんの陶磁器
Loppisにはスティグ・リンドベリ(Stig Lindberg)の陶磁器も並んでいました。
お皿、ティーカップ、コーヒーカップ、大皿、角皿、ボウル、花瓶、水差し、陶器の人形等たくさんの陶磁器が出品されていました。
その一部をバーっと載せていきますね。
リサの工房での叩き売り
オレンジの壁が可愛い三角屋根の建物の中には、リサ・ラーソンの陶磁器スタジオ(Keramikstudion Gustavsberg)とアンティークショップJetsonがあります。
工房の前には臨時のテーブルが出されていて、その上の箱の中にはリサ工房の作品の数々が!
この日は、傷や欠けが見られるB級品が安く売られていました。でも、B級品だからと言ってこんなに雑に扱っちゃっていいの?とびっくり!
箱の中の品は全部同じ値段だったのが、見やすくて良かったです。
小さめの陶器はもちろん、1,000クローナ以上する陶器もどんどん売れていって、スウェーデンでのリサ・ラーソンの人気の高さを思い知りました。
スウェーデン語が飛び交っていたので、観光客よりも地元の人やスウェーデン人が多く訪れているのかな。それにしても”飛ぶ様に売れる”っていう光景を久しぶりに目にしました。
ところで、私は一応ミニマリストを目指しておりまして、気軽に物を買わない様にしていますし、しょっ中断捨離しています。
それなのに、気がついたら目が合ったミニライオンを抱きしめて支払いへ進んでいました。リサ・ラーソン作品の、人を惹きつける力にビックリです!
悲しいほどに几帳面な私
どうでも良い話をしますが、ミニライオンが乱雑に箱に入れられているのが我慢ならず、綺麗に整列させてしまいました。悲しいほどに几帳面な私。でも、綺麗に並んだライオン達を見て満足です。
リサ・ラーソンのトムテ(サンタ)も叩き売りされていました。まとめて何体も買っている女性がいましたが、クリスマスの時期にたくさん飾ったら可愛いでしょうね。
Jetsonでの20%オフも
リサの工房の横にはJetsonというアンティークショップがありまして、全品20%オフでした。
アンティークショップのJetsonを出てすぐの所では、20クローナで陶器が叩き売りされていました。
安いだけあって大きな欠けや汚れが見られましたが、20クローナは本当にお買い得ですね。
陶磁器工場ショップはセールなし
アンティークショップJetsonのすぐ近くに、グスタフスベリ陶磁器工場のショップがあります。Loppisの日だからといって特にセールはしていませんでした。
店内にはグスタフスベリのアウトレット品が並んでいるのですが、リサ・ラーソンの作品にも出会えました。
グスタフスベリの陶磁器工場ショップを出た後に、Loppisの青空会場へ戻って来ました。陶磁器博物館の前です。この辺では洋服やアクセサリーを売る人が少しいましたが、やはりグスタフスベリのLoppisは陶磁器の販売がメインです。
グスタフスベリLoppisのインフォメーション
住所: Gustavsbergs Hamn
地図 : Googleマップで見る
主催者のインスタ : https://www.instagram.com/jetsonsretrodesign/
主催者Jetsonのインスタグラムをフォローしておくと、次回のLoppis情報をチェックできるかもしれません。
そして、旅行者の方は現金を持参してください。カードは使えないと思いましょう。
スウェーデン在住者の方へ。Swishは使えました。
さいごに
この日買ったリサ・ラーソンのミニライオンは、トイレの手洗い場の棚に置いています。
トイレで手を洗うたびに「かわいいなぁ」と見つめてしまうほど。
悲しいことがあった時は、トイレでライオンが「大丈夫?」と見つめてくれる様で癒されます。ライオンのとぼけた顔を見るとホッと和むのです。
リサのライオンは、写真で見るよりも実際に手に取った方が可愛さを実感。本当に買って良かったです。
グスタフスベリのLoppisは不定期開催なのですが、次の開催予定がわかったらこのHPでもお知らせしますので、是非ともブックマークしてたまにチェックしに来てください。
安心してください。オンラインでもリサ・ラーソンのライオンが買えます。ブルドッグの顔もいいなぁ。
別の日に行ったグスタフスベリの記事もあります。
グスタフスベリでのお食事情報はこちら。レストランとカフェがいくつか。
コメント
しろくまさん、こんにちは!
来年ストックホルムへ行きたいと調べています。このホテルがよさそうな気がしました。Comfort Hotel Solna Arenastaden というホテル、ご存知でしょうか?何かご存知でしたら教えていただけると嬉しいです。ソルナという地域はストックホルムへ行くのは大変でしょうか?バス停が徒歩2分の所にあるようです。
こんにちは。Comfort Hotel Solna Arenastadenについては、泊まったことがないのでよくわからないのですが、地図を見たらMall of Scandinavia(通称MOS)というショッピングモールの近くなのですね。
MOSはとっても大きいモールで大きなスーパーも入っていますし、生活雑貨、洋服、化粧品、靴、レストラン、カフェなど一通りのものがなんでも揃って便利だと思います。
ホテルのお隣のフレンズアリーナですが、海外からミュージシャンが来てコンサートをするときはホテルの値段が跳ね上がるので気をつけてください。去年くらいだったと思いますが、ビヨンセ(歌手)のコンサートがあったときは、ホテルの値段が5-10倍くらいの値段になっていたそうです。とはいえ、大物ミュージシャンに限るのですけれど。
ホテル近くのバス停は利用したことがないのでなんとも言えませんが、ホテルからモールを抜けた先の電車のソルナ駅があります。ソルナ駅から市内へは行きやすいと思います。
バスの件ですが、先日家族にこのHPにコメントいただいた話をしたら、「車椅子でバスに乗るときはバスを傾けるだけじゃ乗れなくて、運転手さんが板?みたいなのを道路とバスの間に渡してから通っていた気がする。」と申しておりました。
以前、バスを傾けたら車椅子で乗れる気がします、と曖昧な回答をしてしまったので気になっていました。誤情報を書いてしまって申し訳ないです。
あれから車椅子でバスに乗る人がいないか気にかけているのですが、なかなか出会わないのです。見かけたら記事にしようと思っていますので気長にお待ちください。
しろくまさん、こんにちは!いつもありがとうございます。ホテルの料金表をみていたら平日なのに料金が高い日があります。何かイベントが予定されてるのでしょうね。納得しました。
ストックホルム中心地になるとホテル代もとても高くなりますね。
少し離れていても駅が近ければいいような気がします。距離感がよくわかりませんが🤣
バスの利用は日本でも運転手さんがスロープを設置して乗せてくださいます。
町で車椅子の方に出会うことは少ないようですね。もしかしたら、自動車で移動されことが多いのかもしれませんね。
記事を楽しみにお待ちしています。
Loppis (ロッピス)楽しそうですね!ぜひ行ってみたいです👩🦼
こんにちは。街中で車椅子の方は結構見かけるのですが、バスに乗っているのを見かけないのです。でも、ちゃんとバスの中に車椅子とベビーカースペースはあるのですよ。
他には、歩行器を押してバスに乗っている高齢者の方はよく見かけます。でも車椅子ではないのですよね。
あと、ショッピングモールの出入り口に車椅子の方が集まっているのをたまに見かけます。送迎を待っていた様ですが、バンみたいな(後部が広い車)ロゴ入りの車が迎えにきていましたが、もしかしたら福祉サービスかもしれません。←これも曖昧情報なので話半分に聞いてください。そう考えるとバスで車椅子の方を見かけないのは、車で移動しているからかもしれませんね。←これも憶測です。
とにかく、車椅子の方がどうやって移動されているのか私も段々と不思議に思うようになりました。引き続き観察を続けますね。
念の為、下記がSLというストックホルムの交通機関のURLです。心配事などをこちらに直接聞いてみたら何かわかるかもしれません。
https://sl.se/en/in-english
楽しい旅行になりますように!