Observatorielunden(天文台の丘)は、眺め抜群の丘の公園

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景色の良い場所

Sveavägen通り沿いに位置するObservatorielundenは、建築家Gunnar Asplund(グンナール アスプルンド)によって設計されました。Asplundは、ストックホルム市立図書館を設計したことでも広く知られています。

丘の上には、子供の遊び場、カフェやベンチがあり、市内を見渡せます。公園の下部には柳の木で囲われた池があり、市民は池の周りのベンチに座って思い思いの時を過ごします。

今回は、市立図書館へ行った際に、ぜひ立ち寄ってほしい天文台の丘の公園の様子をお届けします。

Cafe Pascalから丘の上への行き方

はじめに。Observatorielundenへは、ストックホルム市立図書館とセットで行ってほしいので、市立図書館からの行き方を説明します。1番早いのは、市立図書館を出て、Sveavägenから公園へ入るルートです(下の地図の②)。

でも、私のおすすめは、市立図書館→Cafe Pascalで休憩→Observatorielundenというルートなので、そのルートを説明します(下の地図の③)。

ちなみに、下の地図①は、車椅子やベビーカーで通れる平らな道です。運動習慣がない方は、丘の上までの坂道や階段をキツく感じるかもしれません。

Cafe Pascalのエントランスに向かって右の道を進みます。夏はテラス席になっているところです。
左手がCafe Pascalです。この道を進むと、右手に階段が見えてくるので上ります。
この階段を上ると遊具が見えてきます。
一部は校庭として使われているため、平日8:00~17:00は生徒が優先されます。それ以外の時間や生徒がいない場合は、子供を遊ばせてもよいのでしょう。
幅の広いすべり台。空が広いので開放的な雰囲気(地図の③)。
Cafe Pascalで休憩中に子供がグズったら、どちらかの親がここへ連れてきて遊ばせる、ということもできます。
オレンジの球体はクライミングができます。私もクライミングに挑戦してみましたが、なかなか難しかったです。
段々畑に座って休憩する人もよく見かけます。
坂を上がると別の遊び場が見えてきます(地図の④)。
車椅子やベビーカーでも丘の上へ行けるようになっています。

ケンタウロスの彫刻

Kentauren(ケンタウロス)は、Sigrid Fridman(シグリッド・フリードマン)の有名な作品で、ブロンズで作られた彫刻です。1939年に天文台の丘の上に建てられました。

ケンタウロスは、人間の頭・胴体と馬の胴体を持ち、ギリシャ神話に登場するミステリアスな存在です。

シグリッド・フリードマン(1879-1963)は彫刻家であり詩人でした。

ストックホルム市立図書館を上から眺めた景色

ストックホルム市立図書館を上から眺められます。当初の計画では、天井はドーム型になる予定だったそうですが、最終的に平らな天井に落ち着いたそうです。

丘の上のカフェやベンチ

丘の上には、Kafe Himlavalvetというカフェがあります。この日はパーティーで貸切のため入れませんでした。
丘の上には、長いベンチが6脚あります。眺めが良いので人気のベンチです。

丘の上からの眺め

丘の上から下を見ると、結構な崖です。

池に向かう下り坂

丘から池に向かって歩きます(地図⑤)。
綺麗に整備された道なので、歩きやすいです。以前は、草ボーボーのあぜ道だったので、丘の上に行くのに一苦労でした。
降りてきた道を振り返るとこんな感じです

池から見たストックホルム市立図書館

Observatorielundenのインフォメーション

名称:Observatorielunden
住所:Drottninggatan, 113 60 Stockholm
地図:Googleマップ

Observatorielundenの丘の上から見るストックホルムは、想像するよりもずっと素敵に感じると思います。都会の真ん中でありながら自然を感じられる場所で、リフレッシュするのに最高です。

コメント

  1. 近藤和子 より:

    しろくまさん、こんにちは(*^^*)いつもお返事ありがとうございます。
    Observatorielundenの丘の上まで車いすでも行けるんですね!うれしいです。
    丘の上へ続く道を電動車いすで走って、素敵な景色を見ている自分をうっとりと想像してしまいます。
    あまり人々が写っていないのは人口が少ないせいでしょうか?それとも朝早いお時間に撮影されているのですか?
    素敵な写真をありがとうございます。

    • しろくま しろくま より:

      はい、丘の上まで階段がない道があるのですが、今回紹介しているPascalの横の道(階段あり)からではなく、ちょっと遠回りになってしまうと思います。でも行けます!

      写真に人が写っていないのは、東京などに比べて圧倒的に人が少ないこともありますが、早朝や人の少ない時間に撮影していることと、人の顔がはっきりと写ってしまったら画像加工で背景だけを残して人物を消しているからです。

      また今回の記事で言うと、”丘の上に6つの長いベンチがある”と書いていますが、その内の4つのベンチは人がびっしり座っていたので、誰もいない2つのベンチだけを撮影したからです。

      本当は人を写した方が現場の雰囲気がわかって良いと思うのですが、勝手に人の写真を載せられないと思ってそうしています。

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