陶磁器の町として知られているグスタフスベリですが、魅力はそれだけではなく、ちゃんと美味しい物もあります。
陶磁器探しの旅に疲れたら、美味しいケーキや食事をしてエネルギーをチャージしましょう。
今回は、グスタフスベリで行って良かったカフェとレストランを3店紹介します。
ようこそグスタフスベリへ
ほとんどのお店が、徒歩で行ける距離に密集しているので、観光しやすいグスタフスベリです。
カフェ : Cafe Tornhuset
グスタフスベリを訪れた時に必ず行くのは、Cafe Tornhusetという海辺のカフェ。
パンも売られていますが、ケーキが美味しいのでおすすめです。
チョコボールやプリンセスケーキといったスウェーデンの伝統的なスイーツ以外にも、バニラムースのケーキ、濃厚なチョコケーキやベリーのケーキも並びます。
実は、裏おすすめ品がスムージーです。ケーキに押されて目立たないスムージですが、夏にぴったり。この日は暑かったので、マンゴーとパイナップルのスムージーを飲みましたが、酸味と甘みのバランスが最高で美味しかったです。
夏は外の席が大人気で、室内はガラガラということが度々あります。そのガラガラの店内で、静かな時を過ごすのが夏の楽しみです。
満席のテラスでしたが、閉店後にこのカフェの前を通ったらひっそりしていました。
カフェ : Cafe Tornhusetのインフォメーション
住所 : Odelbergs väg 11, 134 40 Gustavsberg
地図 : Googleマップで見る
HP : http://www.delselius.se/
カフェ : Delselius confectionery and bakery
いつも同じカフェ(Cafe Tornhuset)に行くので、たまには違うカフェにも行ってみようと、陶器店が密集するエリアから徒歩10分のカフェ、Delselius confectionery and bakeryへ行ってみました。
Gustavsbergs kyrkaを左手に見ながら歩きます。
お店は、Gustavsberg centerというショッピングモールのお隣にありました。地元民に愛されている昔ながらのカフェといった風情です。
ショーケースの中のケーキ屋や焼き菓子を見ていたら、デジャブが起きました。
Cafe Tornhusetのケーキに似ていない?
調べてみたら、Cafe Tornhusetと同じ会社が経営していることがわかりました!
店内はとても静かでくつろげました。新聞を読んでいるおじいちゃん、買い物帰りにちょっと休憩している様な女性、ベビーカーを押して入ってきたママさん、ふらっと入ってきて「いつものパン!」と買っていくおじさま。
観光客らしき人は私だけで、地元民らしき人々に愛されているカフェの様でした。
ブルーベリーのムースが美味しそうだったので注文してみました。
柑橘系の爽やかな香りがした上に、酸味がしっかり効いていて衝撃の美味しさ。見た目が可愛いのも嬉しいポイントでした。
Delselius confectionery and bakeryのインフォメーション
住所 : Skärgårdsvägen 7, 134 30 Gustavsberg
地図 : Googleマップで見る
HP : http://www.delselius.se/
ドアの近くに番号札があるので、番号札を引いて順番を待ってくださいね😉
レストラン : Kattholmen
カフェから戻ってグスタフスベリ陶磁器博物館を見学した後に、Kattholmenで食事をしました。Kattholmenは、海沿いの景色の良い場所にあります。
Kattholmenはかつて発電所として使用されていましたが、1921年に停止されています。一時期はランドリー施設として使用されたり、冷蔵庫の製造が行われたり、ボート保管庫として使用されましたが、最終的にレストランに改装されて現在に至ります。
ところで、Kattholmenのウエイターさんはみんな感じが良くて、目が合うとニコッとしてくれたのが好印象。学生さんの夏バイトかなと思うくらい若くて初々しかったですが、一生懸命で好感が持てました。
Kttholmenは、天井が高くて気持ちの良い空間で、スウェーデン人のインテリアセンスの良さをも見せつけられました。
外のテラス席は満席御礼で写真が撮れなかったのですが、外も素敵でした。
メニューは古典的なスウェーデン料理をモダンにアレンジしたものが多いそうです。
食事の前に、店員さんにおすすめされたスパークリングのアップルジュース(äpplemust)を飲みました。
このレストランから車で15分程のところにある、Värmdö musteriという醸造所で作られたそうです。スウェーデン産のりんごを使って無添加で作られたアップルジュースは、りんごの味が濃厚で美味しかったです。
トーストスカーゲンは、ソテーしたパンにマヨネーズ味の海老等がのったものです。スウェーデンでは前菜の扱いなのですが、さほどお腹が空いていないときはこれ一品で十分な時もあります。
油をたっぷり吸ったトーストがサクサクで、刻み玉ねぎは全く苦くなく、海老とバッチリ合っていて美味。
パンとバターも添えられていたので、結構お腹がいっぱいになりました。
Kattholmenのインフォメーション
住所 : Odelbergs väg 4, 134 40 Gustavsberg
地図 : Googleマップで見る
HP : https://kattholmen.com/meny
Kattholmenの周辺
食事の後は、海辺の景色を楽しみながらKattholmenの周辺をぶらぶら歩きました。
Kattholmenの隣には、Orangeriet Kattholmenというバーがあって、皆さん海を眺めながら食べたり飲んだりお喋りしたりと、夏の夜を楽しんでいました。
写真は昼間の様に見えますが夜です。
ペダルボートの貸し出しをしているという面白そうな看板を見つけました。ホームページを見てみたら、400クローナでサウナレンタルも出来るそうで、スマホにメモしました。https://nautilus.se/
レストランKattholmenを出て周辺を歩いていたら、ミニゴルフをしている人達を発見!停泊中の赤い船も可愛かったです。
海辺では、船の甲板に座って海を眺めているおじいさんが、ゆらゆら揺れていました。
海を見つめてどんなこと思っているのだろう?なんだかいい人生だなと思いました。全く知らない人ですけれど、なんとなく。
番外編:行ったことはないけれど
行ったことがないレストランは紹介しないというポリシーがありますが、次回行ってみたい場所として記しておきます。
Bistroというレストランは、グスタフスベリ陶磁器博物館の隣にありまして、良さそうな雰囲気でした。
手軽に食事をしたい人のために、Brödernasというハンバーガー屋さんもありました。
バス停Vattenhjulet駅の近くにあります。Brödernasはチェーン店で、ストックホルムに何店舗もあります。
グスタフスベリ店はわかりませんが、ストックホルムで食べた時は、バーガーのお肉が美味しかったですよ。
さいごに
陶器の街、グスタスベリで陶磁器のショッピングを楽しんだら、カフェやレストランでひと休みしましょう。その時に、この記事が役立てば嬉しい限りです。
グスタフスベリ陶器の旅はこちら
グスタフスベリのショップ編
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