ストックホルムの地下鉄グリーンラインの、ヒョートリエット駅を出てすぐの所に、ヒョートリエットホール(Hötorgshallen)と呼ばれる市場があります。
魚屋、肉屋、野菜、チーズ、ハム、ナッツ類、スパイス、紅茶、コーヒー、お惣菜、酒屋、ケバブや各国の料理がたくさん揃っている魅力的な場所。
その市場でフィッシュスープラバーの私が通う、手頃な価格でやみつきフィッシュスープが食べられるお店を紹介します。
ヒョートリエットホールの入り口は間違いやすいかも?
ストックホルム・コンサートホール(青い大きな建物)に向かって右手に、ヒョートリエットホールがあります。
下の写真の左側が映画館の入り口で、右側がヒョートリエットホールへの入り口なので間違えないようにしましょう。「Hötorgshallen」という赤い看板のあるドアから入れます。
いつも行くお店4店舗
私がいつも行くお店は、ベトナム料理のNem Nem Quan Hötorgshallen、タピオカミルクティーが美味しいmachi machi、とんこつラーメンが美味しい Tokyo Ramenと、今回紹介するKajsas fiskの4店舗です。
東京ラーメンは、ヒョートリエットホールの営業時間と関係なく、独自の営業時間です。なので市場が閉まった後も、Sergelgatan側から入ることができます。
Tokyo Ramenの営業時間は、毎日11-21時
Tokyo Ramenが出てくる、ストックホルムのおすすめアジア食:13店の記事も併せてご覧ください
地下の市場へ
ヒョートリエットホールは、地上階と地階とあります。地下には新鮮な野菜や肉、魚、チーズなどの食材が売られていたり、レストランもあって活気があります。
カウンターで注文したい時は、番号札を取って待ちましょう。下の写真の左上に、「20」という番号が出ていますが、それが今呼ばれている人の番号です。番号札のことは、「Lapp」と呼んでいます。
フィッシュスープのKajsas Fisk
Kajsas Fiskは、手頃な価格で美味しいフィッシュスープが食べられることで有名です。そう、スープだけと「飲む」のではなく、「食べる」のです。そのくらい具がゴロゴロ入っています。
白身魚、ムール貝、野菜(おそらくウイキョウ)が入ったスープに、お好みでアイオリ(ニンニク風味のマヨネーズ)やチリをかけていただきます。
フィッシュスープを頼むと、その場で大きなボウルにフィッシュスープを入れて渡してくれます。セルフサービスで、白菜のサラダ、パンやバターをトレーに乗せて席まで運びましょう。
人気店なので、ランチ時には行列ができていることもあります。でも、店舗が拡張されて広くなったので、以前よりはかんたんに席が見つかるようになりました。
フィッシュスープは、ひとくち目からホッとする味。魚介の美味しさが全てスープに溶け込んでいます。冬の寒い日に食べると、さらに美味しさが体に沁みます。
ところで出汁ってクセになりますよね。私は、このスープを「定期的に食べたくなる、やみつきフィッシュスープ」と呼んでいます。週一でも全く問題なく食べられる飽きない味です。
実は、エステルマルム市場にもフィッシュスープはあるのですが、そちらはちょっと高級路線で325クローナ。庶民的なフィッシュスープが食べたい人には、ヒョートリエットホールのKajsas fiskの方をおすすめします!
ヒョートリエットホールは10時オープンですが、Kajsas fiskは11時オープンなのでご注意ください!
毎度のトイレ情報
地上階のトイレは、Tokyo Ramenの横に一箇所。地下のトイレは、エレベーターの横を奥に入ったところにいくつか。どちらも有料で10クローナですが、カード払いができます。
Tokyo Ramenは、ヒョートリエットホールが閉まった後のディナータイムなら無料でトイレに入れます。ランチタイムでも店員さんによっては、無料で入れてくれる時もあります。
Hötorgshallenのインフォメーション
住所 : Sergels Torg 29, 111 57 Stockholm
地図 : Googleマップで見る
HP : https://hotorgshallen.se/
営業時間
地上階
月-木 : 10-19時
金 : 10-20時
土 : 10-17時
日 : 定休日
地下
月-木 : 10-18時
金 : 10-19時
土 : 10-17時
日 : 定休日
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