ストックホルムにあるSocker Suckerは、友人であり元同僚同士でもあるFridaとBedrosが始めたカフェです。オーナーパティシエのFridaは、ミシュラン星付きレストランでの経験と料理ワールドカップで金メダルを獲得した実力者。
店内では、季節ごとの特別なケーキ、サクサクのクロワッサンやペストリーを堪能できます。
清潔で開放感がある店内とフレンドリーなサービスも魅力的。本当は秘密にしておきたいけれど、Socker Suckerの素晴らしさを知ってもらいたい、という複雑な気持ちで紹介します。
ストックホルムを訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
ジュエリーの様にゆったりと並べられたケーキたち
Socker Suckerのケーキはゆったりと陳列されていて、まるで宝石店で宝石を選ぶような感覚でケーキを選べます。
ケーキはアート作品のように美しく繊細で、その上、味も絶品です。ケーキの種類は少ないですが、一つ一つが丁寧に作られていることが感じられます。
ケーキやパンの紹介
パティシエの紹介
Socker Suckerは、ベーカリー部分を担当するBedros Kabranian(ベドロス・カブラニアン)と、パティスリー部分を担当するFrida Bäcke(フリーダ・ベッケ)によって運営されています。
フリーダは、ミシュラン星付きレストランAiraやFrantzénでの経験を持ち、料理ワールドカップで金メダルを獲得した実力派です。
季節ごとに変わるケーキが楽しみ
そして、季節ごとに新しいケーキが登場するのも楽しみで、昨夏に食べたレモンとゼリーのケーキは特に素晴らしかったです(現在は販売されていません)。パンも美味しく、クロワッサンはサクサクです。
ケーキには名札がありませんが、質問すれば店員さんが親切に教えてくれます。また、店内に入った時に受ける温かい挨拶や、コーヒーを頼むと「お代わりもできますよ!」と丁寧に教えてくれたりする、そんなサービス面も気に入っています。
また、店内は清潔で、大きな窓があるので開放感あって心地よいです。トイレが広いのも嬉しいポイント。週末の午後は混雑していますが、駅から遠くてもつい訪れてしまうお店なのです。
伝統的なケーキはありません
ところで、Socker Suckerには、プリンセスやブダペストといったスウェーデンの伝統的なケーキはありません。でも、シナモンロールやカルダモンロール等の伝統的なパンは楽しめます。
冬になると、スウェーデンの冬の風物詩セムラも登場しますよ!
今年の夏には、酸味を活かしたルバーブのケーキが登場しました(ルバーブは夏に出回る酸味のある野菜)。今まで食べたケーキはどれも美味しかったので、行く度に「今度はどんなケーキがあるかな?」と楽しみにしています。
Socker Suckerのインフォメーション
Socker Sucker
住所 : Drottninggatan 93, 113 60 Stockholm
地図 : Googleマップで見る
HP : http://www.sockersucker.se/
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