ストックホルムへ旅行に行ったら、観光名所を見るだけではなく、地元の人の生活を見てみたいと思いませんか?そんな時は、Loppisを覗いてみましょう。
Loppisとは、「蚤の市」のことです。日本では、フリーマーケットと呼ばれることも多いですね。ちなみにLoppisの発音はロッピスです。
1点ものの食器や、スウェーデンの古道具、木製の籠バッグ、植木や手作りジュエリー、80年代のワンピースなど、その時々で様々な商品が出品されています。
値段はピンキリですが、手頃な価格で思わぬお宝が見つかることもあります。Loppisで掘り出し物を探すのは、宝探しの様で楽しいですよ。
おすすめのLoppisはKarlaplan
ストックホルム各所でLoppisは開催されていますが、私のおすすめはKarlaplanのLoppisです。Karlaplanは、大きな噴水が目印です。噴水を囲む様に木々が植えられて、たくさんのベンチが並んでいます。
地元っ子は、ベンチに座ってお喋りしたり、本を読んだり、道ゆく人を眺めてゆったり過ごしたりと、思い思いに過ごしています。初めてKarlaplanの噴水を見た時は、雰囲気の良さとゆったりとした空気の流れに息を呑みました。
KarlaplanのLoppisは、噴水を囲んでたくさんのお店が並んでいます。なんとも平和な雰囲気の中でLoppisの宝探しをする、これぞストックホルムの夏だなーと実感するひと時です。
ある日のLoppisで見つけた物を紹介します
ぶらぶら見て回るだけでも楽しいLoppis。スウェーデン人はシャイな人が多いので、しつこい売り込みはしてきませんが、話しかけると親切に答えてくれます。
以前、古い木製のキッチン用品を見つけたときに、使い方を聞いたら、「これは私のおばあさんが使っていたのよ!」などと、使用法と共にいくつかのエピソードを教えていただいたこともありました。
尚、この記事を執筆している本日のレートは1クローナ=15.0078円です(2024年6月11日)
KarlaplanのLoppisはバス停の目の前!
KarlaplanのLoppisは、バス停Karlaplan駅の目の前です。また、地下鉄赤ラインKarlaplan駅からも、出口を出てすぐに着きます。Valhallavägen側ではなく、Karlaplan側の出口を出てくださいね。目印は大きな噴水です。
KarlaplanのLoppisの開催情報
2024年は、4月13日〜10月19日(6月22日は夏至祭の為、開催なし)
毎週土曜日 11-15時
※今年(2024年)のLoppisは終了しています。次回は2025年4月以降の予定です。
現金払いだと、お釣りを用意していない出店者が多いです。ですから、500クローナの高額紙幣ではなく、小銭や20クローナ札を何枚か用意するのをオススメします。
また、クレジットカード払いがOKな出店者は見たことがないので、恐らくカードは使えないのだと思います。
地元の方は、Swish(スウィッシュ)という送金アプリで支払いをすることが多いです。Swish は、スウェーデンの銀行口座を持つ人が使えるモバイル送金アプリですので、観光で来られた方は残念ながら使えないと思います。
だからこそ現金を握りしめて行きましょう!
他のLoppisの開催日程は?
KarlaplanのLoppis以外にも行ってみたい!という方は、次のリンクからLoppisの開催日程を調べられます。Loppis開催日程のリンク(スウェーデン語)
気をつけたいのは、スウェーデンでは日程の表記が、日、月の順番になることです。
例えば、9/6は、6月9日のことなので、9月6日と間違えないでくださいね。慣れるまで少しややこしく感じるかもしれません。
Karlaplan Loppisのインフォメーション
住所:Karlaplan, 114 60 Stockholm
地図:Googleマップを見る
HP: https://stockholmsmarknader.se/karlaplan/
KarlaplanのLoppisが開催されるのは4月中旬から10月上旬の土曜日です。観光の予定と合わせるのが難しいかもしれません。
でも、タイミンングが合って、旅の合間にふらっと立ち寄れたら良いですね。ストックホルムの良い思い出になるのではないでしょうか。
コメント
しろくまさん、こんにちは!LOPPIS、楽しそうですね。スウェーデンの方はシャイなのだそうですね、だからお手伝いして欲しい時は自分から声をかけたほうが良いってお聞きしました。そしたら親切に手伝っていただけるとか。余計なおせっかいはしないでその人を尊重しているということなのでしょうね。赤いバスにも乗ってみたいです!すてきな記事をありがとうございます😍
こんにちは!スウェーデン人の知人曰く、困ってる様に見えても、本人はそれを自力でやり遂げたいと思ってるかもしれないから余計な手出しはしない。でも本人から助けて!って言われたらそのときは助けたいって言っていました。
全てのスウェーデン人がこういう感じではないですが。最初は冷たいなーってびっくりしましたが、慣れると放っておいてほしいときはそうしてくれるので楽です😊