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最近読んでよかった北欧の本5冊

おすすめ○選!

こんにちは、ストックホルムマニアのしろくまです😊

普段はストックホルムの観光情報を載せていますが、今回はフィンランド関係の話。

北欧にまつわる面白い本を読みました。

きっかけは一時帰国です。

日本の本屋さんをぶらぶらしていたら、「北欧」というタイトルが目に入ったので、思わず手に取りそのままレジへ。

最初は一巻だけ買ったのですが、一巻でハマって気がづいたら全巻(4巻)買っていました。

「著者みたいな寿司職人になろうか?」と、わりと真剣に悩むほどハマって、魚のウロコ取りも買ってしまったし、いろんな生き方があっていいんだ!とワクワクしました。

今回は、そんな北欧の本の話と、海外サウナ旅の話も合わせてシェアします。

北欧の面白い本ってないかなー?と探している人や、好きなことをしたいけど生活があるからできない、と迷っている人なんかにおすすめです。

北欧こじらせ日記

1冊目は、北欧こじらせ日記です。

著者はフィンランドに恋したchikaさん。

「大学3年の時に初めてフィンランドに行ってから12年間通い続けてました」と書いてあって、「好きすぎない!?」と心でツッコみました。

私は旅行先が気に入っても、リピートはしないで新しい国に行きたいタイプ。

なので、著者がフィンランドに12年間通い続けたことにまずびっくりしました。

chikaさんは通い方がもう完全にプロですよね。

本に出てくる「ロンケロ」っていうフィンランドの国民的ドリンクも気になりました。

ロンケロは、グレープフルーツとジンをソーダで割った飲み物だそうですが、絶対おいしいと思う。

紹介されていたナプエというブランドのジンや、屋内マーケットのシーフードスープも気になるし、次にフィンランドへ行ったら絶対にトライしようと思いました。

あと、chikaさんはネットで知り合った現地のフィンランド人に会いに行ったり、ネットで知り合った人と週末北欧ピクニックを開催したりと、私には絶対できないことをされていて眩しかったです。

私は人が好きなものを語ってるのを聞くのがすごく好きです。

なので、著者のchikaさんのフィンランド愛がビシビシと伝わってきて、この本を面白いと思ったのだと思います。

好きなものに素直に夢中になって生きてる人って、「こんな人生もあるんだ!」と思わせてくれますよね。

北欧こじらせ日記移住決定編

1冊目の「北欧こじらせ日記」でchikaさんのその後が気になったので、「移住決定編」も買ってきました。

2冊目は「北欧こじらせ日記 移住決定編」。

タイトルの通り、ついにフィンランド移住が決まるのだけど、タイトルを読んだ瞬間に「どうやって移住するんだろう?なんのビザで?」と真っ先に思いました。

EU外の人がEUに移住するための居住許可を取るのはとてもハードルが高いので、「どうやって突破するのかな?」と気になりながら読み進めたら、まさかの「お寿司学校」が出てきて、それで就活して、仕事をゲットして移住するっていう流れでびっくりでした。

その手があったのか!寿司職人って海外で強いのだな!と思いました。

私が世間知らずなのでしょうか?お寿司で移住ってアリなのですね。

スウェーデンにいる私の周囲の日本人は、エンジニアかIT関係が多いので、寿司職人で移住っていうのが盲点でした。

そして、chikaさんに影響されて「お寿司職人いいかも?」と思い始めてしまいました。

そして本の中のchikaさんは夢に向かって突き進みます。

お寿司屋さんの面接の準備もきっちりしていて、オファーをもらった瞬間は、私も一緒にドキドキしたし嬉しかったです!

その日は、「すごいなchikaさん」という尊敬と、「私はこんなに行動力ないなー」という謎の敗北感に包まれて眠りました。

chikaさんは、フィンランドが好きっていう気持ちだけじゃなくて、

お寿司学校に通う
お寿司作りの練習を欠かさない
語学の勉強をする
面接の準備をする
現地でコネを作る
という地道な行動をしていて、それがちゃんと夢の実現につながっていきます。

その過程を見るのが面白くて、学ぶところが多かったです。

2巻まで読んだら続きが気になって、「このあとchikaさんはフィンランドでどうなっていくんだろう?」と連続ドラマを見ている気分になってきました。

北欧こじらせ日記フィンランド1年生編

2巻でフィンランドへの移住が決定したchikaさんのその後が気になって、またまた本屋へ走りました。

でも、まさかの在庫なしで、入荷までちょっと待ちましたが、無事にゲットして読み始めました!

3巻目は、「北欧こじらせ日記フィンランド1年生編」で、ついにフィンランドへ移住します。

初めてのフィンランド生活はどんな感じなんだろう?と私までドキドキ。

3巻は、寿司職人としてフィンランドのレストランで働く話がメインで、フィンランドのお寿司屋さんの内情が全然想像つかないので、「へぇぇ!」って思いながら読みました。

余談ですが、フィンランド人は、アパートから出る時に他の住人が出てきそうなときは、ばったり会わないようにドアを開けないでちょっと待っているという描写がありました。

それがスウェーデン人の行動とまったく同じで「おなじー!」って親近感が沸きました。

他人との距離感も、スウェーデン人とフィンランド人ってちょっと似ていますね。

普段は干渉しないけど、困ってたらサッと助けてくれるところなんか、フィンランド人とスウェーデン人はソックリです。

そして、3巻で、chikaさんのキャラが「赤い三角帽子をかぶったおもち」みたいで、人間じゃないということにやっと気づきました。

大したことじゃないけど、気になりだすと「なんでchikaさんはお餅なんだろう?」と気になって、夜しか眠れませんでした。

そして3巻の最後ではレストランが倒産して失業してしまいます。

続きが気になって、4巻を買いにふたたび本屋さんへ走りました。

北欧こじらせ日記フィンランド起業編

無事に4巻を手に入れて読み始めた「フィンランド起業編」。

4巻ではお寿司屋さんから作家へ転身しています。

1年の期限付きですが、それでも作家としてフィランドのビザが取れたのがすごいですよね!

chikaさんは、相変わらずの行動力で突き進んでいきます。

「北欧」ってタイトルが気になって読み始めたのですが、ここまでくると北欧関係なく、chikaさんの人生が気になってしょうがない。

もはや北欧関係なしにchikaさんの人生を追っていきたいと思います。

4巻を通して読んでみて、文中で出てくるフィンランドのお店や場所に行ってみたくなりました。

たまにレシピも出てくるので、それも試してみたいなって思います。

週末海外サ旅

5冊目は、週末海外サ旅です。

私はサウナが大好きなので、時間を無理やり作ってサウナに行っています。

著者の岩田 リョウコさんの「週末フィンランド」という本を2年くらい前に買って面白かったので、新刊の「週末海外サ旅」が出版されたと聞いて、即買いしました。

「海外サ旅」で紹介されていた韓国や台湾はちょっと遠いけど、ノルウェー、オランダ、フィンランドなら行けるんじゃないかと思って。

それにしても、オランダにサウナが多いっていうのを初めて知りました。でもオランダは男女混浴だそうで、ちょっと無理かな。

読んでるだけで行った気になってしまったのですが、フィンランドとノルウェーは絶対いきたいなと思っています。

さいごに

北欧こじらせ日記と週末海外サ旅の本

秋の夜長におすすめの本でしたー。

私の好きなストックホルムのサウナの記事もどうぞー。

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