ストックホルムの市内パノラマを見てみたいと思いませんか?ストックホルム市庁舎やガムラスタンまで見渡せる所があるのです。
見たいけど、北欧だから入場料とか値段が高いんじゃないの?と思った貴方。安心してください、無料です。
今回はSlussenのバス待ちの時間に見つけた、絶景へと続くカタリーナエレベーター(Katarinahissen)を紹介します。
アクセスはかんたん
地下鉄Slussenの駅(Katarinavägen側)を出て、4本柱の大きな鉄柱とそこからビルに向かって伸びる天空の通路を探してみてください。
鉄柱が見つかったら、その麓まで行ってみましょう。
目印は4体の銅像です。輪になっている可愛い銅像を探してください。
エレベーターが見つかりましたか?乗り込んだら最上階へ行きましょう。
思ったより高くてへっぴり腰
エレベーターはグングン上昇していきまして、ガラス張りの窓から下界がどんどん遠ざかっていくのが見えます。
あれ?ちょっと怖いぞ。
エレベーターの扉が開いた瞬間、「高すぎて無理」と思ったのですが、周囲の人が平然としていたので負けじと平然顔をして下りました。
エレベーターの扉が開いて外へ出たら、かなりの高所で若干の後悔。うっかりしていたけれど、高所恐怖症なのです。
昔は平気だったのに、ここ数年高いところが怖くてたまらない。じゃあなぜ行った?と聞かれると、無料だからなのです。あと、Slussenのバスターミナルに出発時刻の20分前に着いてしまったので、時間潰しのために。
周囲の人は絶景を楽しんでいる様子なのがとっても不思議。私は恐怖で手すりに捕まってしばらく動けませんでした。しかも、風が強かったのが更なる恐怖。スマホが飛ばされそうな位の強風でした。
工事中の写真はレアと励ます
でも折角ここまで来たのだからと、写真を撮ってみました。現在Slussenは絶賛工事中なのでクレーン車もたくさん写っていますが、工事中の写真って完成したら撮れないよね?と自分を励ましました。
ワイヤー越しの写真は弱気すぎるので、一歩踏み出してもう一枚撮ってみました。
さらに大和魂を見せてもう一歩。綺麗な写真が撮れました!たぶん。
怖い注意書き
膝ガクガクしながら遊園地側の写真を撮って振り返ったら、恐ろしい注意書きを見つけてしまいました。
「この橋に乗れるのは最大100人まで」、とのこと。すぐさま、いま何人が橋にいるのかをカウントしてしまいました。20人くらいでした。
というか、101人乗ったらこの橋はどうなってしまうのでしょうか?落ちるの?
滞在時間3分くらいでしょうか。着いた瞬間に「下りたくない」と思ったエレベーターは初めてでした。
でも良い景色だったので、次は家族や友達を誘って行ってみようと思います。
1人じゃなければたぶん大丈夫な気がします。
Katarinahissenのインフォメーション
住所 : Katarinavägen 3, 116 45 Stockholm
地図 : Googleマップで見る
HP : なし
時間 : 毎日 8:00-22:00
Googleマップで「Katarinahissen」または、「Katarina Elevator」と検索すると出てきます。
誰に頼まれたわけでもないのに、勝手に高いところに登って勝手に怖がっておりました。
ただ、気絶寸前で撮った写真を見返してみると「絶景だ!」と嬉しく思うので、やはり行って良かったと思います。
なかなかの高さなので、高所恐怖症の人は絶対に行かないでくださいね。
それにしても、無料でこんな景色が見られるなんて良いですよね。このままずっと無くならないでほしい場所です。怖いけど。
Slussenの近くの別の絶景です。こちらは高所ではありませんのでご安心を。
また別の絶景です。ストックホルム市庁舎を対岸から見られます。
コメント
初めまして、しろくまさん。私は日本の神奈川県在住の車いすユーザーです。今年68歳になるおばあちゃんですが、来年4月頃にストックホルムで3か月ほど生活したいと色々調べております。そしてしろくまさんに巡り合いました。感謝です!
スウェーデンは高福祉の国ということでその生活を体験することが夢です。とはいえ、わからないことだらけで困っています。現地で車いすの方が生活されている情報などございましたら、ぜひお力をお貸しいただけないかと、厚かましくコメントさせていただきました。”カタリーナエレベーター”絶対に行ってみたいです!よろしくお願いいたします👩🦼
はじめまして。記念すべき初めてのコメントをいただきまして感激しております!ありがとうございます。来年3ヶ月ほど滞在されるのですね!良いですね!4月はまだ雪が降っていることもあるので、出来れば5月中旬くらいだと寒さが和らいできて良い季節かなと思います。ちなみにストックホルムの桜開花は5月上旬頃です。
車椅子で生活されているということですが、ストックホルムの公共交通機関は日本に比べると車椅子で動きやすいかなと思います。というのも、バスは車椅子やベビーカー専用の広めのスペースがありますし、車道側にバスを傾けてくれるので車椅子でも乗り降りしやすいかと思います。道路とバスとの間にスペースはあるのですが、それはどうしているのだろう?今度気をつけてみてみます。バスはそんな感じですが、電車はエレベーターがある所がほとんどだと思います。ただ、エレベーターの故障が結構あるのでそこだけ心配です。
3ヶ月滞在ということは、ホテルではなくairbnbを利用されるかもしれませんので、その場合の注意点はエレベーターです。60年代に建てられた古いアパートだとエレベーターがない、または物凄く小さいエレベーター(しかも手動で開閉)で車椅子が入れないところもあるので、そこだけ先に確認されることをお勧めします。ホテルなら全く問題ないと思います。あと何かあるか?と考えてみましたが、残念ながら周囲に車椅子ユーザーの知り合いがいなくて思いつかなかったので、何か質問ありましたら教えてください。
しろくまさん、さっそくお返事いただき大感激です!ありがとうございます。今一番心配なのはやっぱり生活スペースです。ホテルが安心とは思いますが3か月のホテル代はどのくらいかかるのでしょうね。恐ろしくて調べられません(笑)
ホームステイも考えていますが、バリアフリーの家を探すのは難しいでしょうか?
ご縁をいただいたので、またいろいろ教えてください。お忙しいところ本当にありがとうございます。来年お会いできたらうれしいです(^^♪交通機関は素晴らしいですね!ワクワクしてきました👩🦼
こんにちは。ホテルではなくバリアフリーの家のホームステイだと探すのがなかなか難しそうですね。Facebookに「ストックホルム掲示板」というストックホルム在住?の日本人グループがあるそうなので、そこで聞いてみるのも良いかもしれません。他には、ストックホルム日本人会(http://japanskaforeningenisthlm.se/)では、ホームステイの情報はないですが、ストックホルムの情報が集められるかもしれません。
昨日のコメントが気になって、車椅子で入れるお店がどれくらいあるかを考えてみましたが、例えばこのHPで紹介したCafe PascalのOdenplan店には、入口に3段くらいの階段があって、そこは車椅子では入れないなと思いました。
他にも車椅子ユーザーの視点で街中を見てみると意外と段差や小さい階段があって、車椅子の方はどうされているのだろう?と考えてしまいました。コメントをいただくまで車椅子ユーザーの方の視点に気づきませんでした。
でも、スウェーデン人は優しくて、特に困っている人には手を貸してくれるので、その辺は安心かと思います。
しろくまさん、いろいろありがとうございます!こちらの専門の方にも問い合わせをしてみます(*^^*)
そうですね、きっと自然にてを貸してくださるのだとおもいます。そんなお話しを伺ったことがあります。
5月くらいの方が気候が良いのですね、楽しみに計画したいと思います。しろくまさんのこのページ勝手にブログに載せさせていただいちゃいました。よろしかったでしょうか?よくないようでしたら消しますので、ごめんなさいです👩🦼
こんばんは。3ヶ月ということでしたら5−7月はとても良い季節だと思います。
ブログに掲載していただいたということですが、差し支えなければリンクを教えていただけますか?私も是非そのブログを訪問させていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
しろくまさん、ありがとうございます。日本はいま大きな台風で大雨が続いています。来年5月からの滞在について家族とも相談しました。やはり安心なのはホテルかなと、車いすで長期滞在できるホテルを探そうと思います。新しいホテルならバリアフリーもたいおうされているとおもいます。
ブログは、つたない文章でお恥ずかしいのですが、昨年12月から文章を書き始めました。お読みいただけるんですか?うれしいです。
https://note.com/cute_moose920/n/n7b8230712b8b
よろしくお願いいたします👩🦼
こんにちは。リンクをありがとうございます。早速拝読しました。お仕事をされながらお子さんを2人も育てていらっしゃったなんて素晴らしいですね!また好奇心や行動力に感服いたしました。
日本には台風が来ているのですね。大きな被害がありませんように。