ストックホルムど真ん中の王立公園でフィッシュスープ

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カフェ

ストックホルムの中心地、桜の名所でもある王立公園内に、フィッシュスープが美味しい素敵なカフェがあるのをご存知ですか?

夏は外のテラス席で、太陽の下、食事を楽しめます。ガムラスタンにも近く、観光の途中に立ち寄るのにぴったりですが、なぜかガイドブックに紹介されていません。

今回は、ストックホルムっ子や観光客に大人気の公園カフェを紹介します。

Tehusetの外観やテラス席

お店の名前は「Tehuset」ですが、看板はThe Huset。Tehusetはスウェーデン語でティーハウスという意味です。

葉っぱの形が可愛いTehusetの看板
Tehuset

Tehusetは王立公園の南側にあります。周りをグルッと木に囲まれていて、都会のオアシスといった風情。大きな木の下にちょこんと建っているのが可愛いです。

看板に向かって右側に進むと注文カウンターがあります。

テラスから見えているのはガムラスタン方面

席は屋外のみです。開放的な空間で、それぞれがゆったりと寛いでいるのが良い感じ。スウェーデン語以外にも、フランス語、ドイツ語、イタリア語などが飛び交っていました。

正面席以外にも、たくさん席があります。私は、木の下の小さな席で静かに座るのが好きです。

ソファ席もあるので、大人数の時はこちらへ

メニュー

グリルサンドイッチは168クローナ〜

フィッシュスープ、ホットサンドやエビサラダなどのメニュー。

シナモンロール、ペストリーやサンドイッチ、ワイン、ビール、ジュース、コーヒー各種、紅茶、ケーキもあります。

おすすめはフィッシュスープ。ケーキは他にもっと美味しいところがあるので、ここではフィッシュスープを頼みましょう。

カウンターで注文すると番号を教えてくれます。念のために、番号が書かれたレシートをもらっておいてください。料理は席まで持ってきてくれるので、自分の番号呼ばれるのを気にしておきましょう。

具沢山のフィッシュスープ

フィッシュスープ、195クローナ

10分くらいでフィッシュスープが届きました。「美味しく召し上がれ!」と店員さんがにっこり。Googleマップの評価では、店員の態度がひどいなんて書かれていますがそんなことはありません。

フィッシュスープは、しっかり塩が効いていますが、魚がふっくらして味わいのある海老も入っています。野菜がゴロゴロ入っているのが感じられるのも嬉しい。他のお店よりもトマト味が強いけど、魚の出汁の旨味もしっかり味わえます。

ニンニク風味のアイオリが乗っているのもスウェーデンで食べるフィッシュスープの特徴。バジルとオリーブオイル風味のトーストパンが2枚ついてきます。

私の好みドンピシャの味なのですが、他に気に入ってくれる人がいれば嬉しい限りです。

周辺の素敵な教会や噴水

Tehusetの周辺も素敵です。お店の北側のモーリンの泉(Molins Fontän)や西側の聖ヤコブ教会(Saint Jacob’s Church)も目を留めてみてください。

Molins Fontän

モーリンの泉の周囲にはベンチが並んでいるので、そこでボーッと噴水を眺めるのも良いものです。夏の暑い時には、噴水のしぶきが飛んできて涼しくて気持ちいいのです。

Saint Jacob’s Church

最寄りのトイレ案内

残念ながらTehusetにトイレはありませんが、すぐ近くに有料の公衆トイレがあります。

王立公園の東西両サイドに公衆トイレがあるのですが、西側の方がまだ綺麗なのでそちらを紹介します。

①Tehusetの北西にある桜並木へ向かいます。

王立公園の西側の桜並木

②すると、Cafe Söderbergというカフェが見えてきます。白い建物で、夏は白いパラソルが出ているのが目印です。

Cafe Söderberg

③WCの看板がありますので、その横の入り口から入ります。入って右側にトイレのゲートが見えてくると思います。カフェのトイレの様に見えますが、カフェは関係ありません。

Cafe Söderbergとトイレの看板
公衆トイレの入り口ゲート

トイレは有料で10クローナコインが必要です。そして、クレジットカードが使えないので気をつけてください!

デジタル化が進んでいるスウェーデンで、なかなかハードルの高いトイレです。

トイレの前の張り紙に、「コインがない人は、隣のカフェで小さな買い物をして、10クローナ余分に払う交渉をして、コインをもらってください」と書いてありました。

または、王立公園から徒歩3分くらいの場所にGallerianというショッピングモールがあるので、そこでトイレに行くこともできます。尚、Gallerianのトイレも有料です。

Tehusetのインフォメーション

住所 : Karl XII:s torg 9, 111 47 Stockholm
地図 : Googleマップで見る
HP : なし

※現在は冬季クローズしています。再開をお待ちください。

今回、Tehusetのことを書きながら、「やっぱり良いところだなー。またすぐ行きたいな。」と思いました。

いつも思うけど、どうしてこんなに素敵なカフェがガイドブックに載っていないのだろう?と甚だ不思議です。トイレがないから?

私は「地球の歩き方」が大好きで、7月に発売された「地球の歩き方 北欧 2025〜2026」バージョンも、もちろん購入して読みましたが、今回も掲載されていませんでした。

でも、ガイドブックに載っていないってところが、隠れ家カフェみたいで良いのかも?

とにかく、青空や大きな木の下で、素敵なカフェ時間を過ごしてもらえたら嬉しいです(私のカフェじゃないけど、、)。

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