スウェーデンのお酒をお土産にするなら、ジンは選択肢としてアリなのかどうか?
今回は、数あるお酒の中でもストックホルムのクラフトジン「ストックホルムブランネリ」に注目して、その美味しさや特徴を一緒にみていきたいと思います。
スウェーデンのお土産選びの参考にどうぞ!
Stockholms Bränneriとは?
今回紹介するのは、ストックホルムのセーデルマルム地区にあるクラフトジンの蒸留所「ストックホルム・ブランネリ(Stockholms Bränneri)」。
2015年にアンナとカッレが始めた、ストックホルムで最初の小さな蒸留所です。
ジンは全部手作りで、地元の素材を使ったオーガニックなもの。
ボトルのデザインもすごく洗練されていて、味もピュアでさわやか。
併設のカクテルバー「Brännerian」もあるので、旅行中に試してみるのも楽しそうですね。

人気の理由4つ
ストックホルムブランネリは、スウェーデンの隠れ名産として人気がありますが、その理由を一つずつ紐解いていきましょう。
北欧らしい植物

北欧らしい植物(ジュニパーベリーやルバーブ、エルダーフラワーなどのハーブ)を使っているのが特徴的で、他のジンにはないフルーティーですっきりした風味が味わえます。
手作り&デザイン性

ジンは全て蒸溜所で手作りされていて、この大量生産社会では貴重な存在。
小規模で丁寧に作られているから味に奥行きや深みがあって、量産品では叶わないスペシャル感があります。
味へのこだわりだけじゃなくて、パッケージデザインも北欧らしくて素敵。
北欧らしいシンプルでおしゃれなボトルはプレゼントにもぴったりです!
品質へのこだわり

品質にもこだわりがあって、地元素材を使ってオーガニックも取り入れています。
公式サイトによると、「持続可能な生産を目指している」とのことで、そんなところも素敵ですね。
美味しいものと環境への配慮を両立させているのがさすが。
カクテルバー:Brännerian

ストックホルムのセーデルマルム島には、蒸留所併設のカクテルバーがあるので、そこでジンを使ったカクテルを色々と楽しめると思います。
Brännerian
住所 : Folkungagatan 136, 116 30 Stockholm
地図 : Googleマップで見る
HP : https://www.brannerian.se/
※営業時間がとても短いので、事前に調べてからお出かけください(2026年4月現在、金曜日の夜のみ営業)
いざ試飲
では実際に飲んでみるとどんな感じなのか、見ていきましょう。
ドライジン:DRY GIN

まずは基本のドライジンから。入門編ですね。
ドライジンは、日本酒とウィスキーの中間の様なコクと、ハーブを煮詰めたような爽やかな香りでした。
ジュニパーや柑橘に加えて、ハーブやお花の香りが広がります。いろんな素材が絡み合ったなんともいえない独特の清涼感。
そのままでもカクテルでも楽しめる、バランスのいいジンです。
オークジン:OAK GIN

次はオークジンです。
先ほどのドライジンよりもアルコールの主張が激しくてむせました。
ボトルの表示をみたらドライジンはアルコール度数が40℃で、オークジンは45℃。5℃でこんなに違うんですね。
香りはすごく良くてずっと嗅いでいたいくらいですが、ストレートで飲んだあとはクラクラしました。
もはや香りだけで酔えそうです。
オークジンは、オレンジピールとロングペッパーを使って蒸留して、バーボン樽で熟成させたジン。
ほんのりオレンジとバニラの香りがします。
氷を入れてゆっくり飲むのがおすすめです。
アルコール度数が強いお酒には、生ハムの塩気がピッタリでした。
ピンクジン:PINK GIN

次はピンクジンです。
ピンクの見た目からして、なんとなく軽やかで甘いイメージがありましたが、実際のところは、香りは爽やかなのにアルコールの存在感がすごくてドライな味わい。
可愛いだけのアイドルかと思ったら、意外と実力派の歌声だった、、、みたいな予想外の驚きがあります。例えが変ですけど。
とにかく香りが爽やかで、なのに味はどっしり。見た目は華やかなのに中身は男っぽいんですよね。
ピンクジンは、天海祐希さんみたいですね。この例えもまあまあ分かりにくくてすみません。
さて、ピンクジンの色ですが、バラやルバーブ、ブドウの搾りかすをブレンドしていて、リンゴンベリーの漬け込みでほのかなピンク色になっています。
ジントニックやドライマティーニにもおすすめです。
アクアビット:AKVAVIT

次はアクアビットです。
アクアビットのアルコール度数は38℃。
スウェーデン料理にトーストスカーゲンっていう海老のオープンサンドがあるのですが、それに似た香りがしたので「海老?」って思いました。
公式サイトで調べたら、ディルという香草が入っているとのことで納得(トーストスカーゲンにディルが入っているので)。

スウェーデンの夏至祭に着想を得たアクアビットは、ディルフラワーやキャラウェイ、フェンネル、エルダーフラワー、ジュニパー、コリアンダーを加えられて作られています。
植物が盛りだくさんですね!
アクアビットが1番スウェーデンらしいジンではないでしょうか。
だって、ディルとエルダーフラワーはスウェーデンのシンボル的なものですから。
美味しい飲み方
ジンをストレートで飲むのは、私にはハードルが高すぎたので割ってみました。
甘党にジンは強すぎるんです。
ピンクジン&ピンクトニック
まずは、フェンティマンスのルバーブトニックと割ってみました。
ほんのりオレンジっぽい風味が残って美味しい!
暑い夏の日に、氷をたっぷり入れてキンキンに冷やして飲みたいです。
ルバーブトニックはほんのり甘味があって、そのまま飲んでも普通に美味しいです。
えーこれはいいかも!?推せる。
↓こちらはローズレモネード
ドライジン&トニック
次は定番のジントニックです。
今度はフェンティマンスのトニックウォーターで割ってみました。
ドライジンとトニックウォータを1:2の割合で!氷はたっぷり入れます。
はいこれも美味しい!
アルコールの匂いが消えるし、爽やかで軽くてさっぱり飲めます。
レモンを入れていないのにふんわりレモンの様な爽やかな香りがしました。
そして、調子に乗ってゴクゴク飲んで酔っ払ってしまいましたので、そこだけご注意!
アクアビット&トニックウォーター
次は、アクアビットとトニックウォーター割りです。
柑橘系の香りとすっきりした飲み心地で、先ほど出てきた「ドライジン&トニックウォーター」よりも好き。
ドライジンは優等生なんだけど、最後ちょっと飽きてきたんですね。
なので、鼻の奥まで香りが広がるアクアビットの方に心惹かれました。
学級委員長よりもちょいワルの方に惹かれる、みたいな理屈でしょうか。
オークジン&シュウェップス

次は、オークジンをシュウェップスというトニックウォーターで割ってみました。
すると、なんということでしょう。強くて飲めなかったオークジンが素敵に生まれ変わりました。
大人の味。ホテルのバーとかで出てきそうな高級な匂いがします。といっても、ホテルのバーで飲んだりはしないですけど。
飲むならもっぱら居酒屋です。関係ないけど。
結局何がいいのか

まず、私を含めてお酒に弱い人は、ストレートで飲むのはやめた方がいいことがわかりました。
そんなこといちいち言われなくてもわかってる!と言われそうですが。
飲み方は、「ピンクジン&ルバーブトニック割」か、「アクアヴィット&トニックウォーター割」が美味しかったですし、おすすめです。
どちらも柑橘系の香りが残っていてさっぱり!
ジンのお供に生ハムもお忘れなく!強いお酒と生ハムは相性がいいです。
以前書いたスウェーデン産のアブソルートウォッカの記事で、ウォッカ&生ハムの組み合わせに開眼しています。→スウェーデン土産にアブソルートウォッカはアリ?初心者でも飲みやすいか試してみた
小瓶セットは空港で!
さて、今回出てきたジン4本セットですが、残念なことに街中にあるスウェーデンの酒屋(Systembolaget)では買えません。
どこで買えるかというと、アーランダ空港ターミナル5の免税店です。

小分けになっているので、少しずつ飲めるのがいいし、お土産にもちょうどいいサイズ感です。
注意点は、空港乗り継ぎだと、そこで没収されそうなこと。液体の持ち込みルールを確認してください。買うなら直行便の時でしょうか。

さいごに
ストックホルムのジンの魅力が伝わりましたでしょうか?
また、ストックホルムのジンはお土産にいいのかどうか?ですが、結論は、「渡す本人に聞くべし!」ですね。飲んでみてそう思いました。
酒豪にはもちろんあげたほうがいいけど、そうじゃない人には先に確認した方がいいのかも?禁酒しているかもしれないし。
なので私もお土産を渡す予定の人に聞いてみようと思います。「ストックホルムで醸造しているジンがあるけどいる?」って。
それから、自分へのお土産としては、濃いお酒が好きな人にはおすすめです。日本酒が好きな人にもいいかも。
ビールは勢いでガーッと飲み干すイメージだけど(私だけ?)、日本酒やジンはその反対で、少しずつ味を確かめながらしみじみ飲みたい人に良いと思います。


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