ストックホルムのトラム博物館(Spårvägsmuseet)を訪れた後は、Gasverket周辺を散策しましょう。ここは再開発が進むエリアで、歴史的建物がありカフェ&ベーカリーや水辺の散策も楽しめます。
今回はストックホルムの歴史と現代を一度に体験できる絶好のスポットを紹介します。
レンガフェチにはたまらないガス工場跡周辺
Gasverketはストックホルム北部のガス工場で、19世紀に建設されました。
ここでは1893 年から 2011 年まで、ストックホルムの都市ガス網のガスを製造および貯蔵していました。現在工場は閉鎖され、文化施設、オフィスや住宅として再開発が進められています。
10数年前までは現役で使用されていたのですね!
建物上部のレンガ細工が美しくてつい見上げてしまいます。それにしても、こんなにお洒落なガス工場跡なんて見たことがありません。
19世紀に建設されたというレンガの建物群。レンガフェチの私にはたまらない場所でした。同じ様な人はいらっしゃいますか?
全方位レンガの建物。幸せです。ドラマのロケにも使えそうですよね。逃げる犯人を追っかけて警察と銃撃戦、とか。
再開発が進む北ユールゴーデン
Gasverketからトラム博物館(Spårvägsmuseet)へ戻り、Bobergsgatanを渡ってアパート群を抜け、Husarviksgatanへ進むとHusarviken湾が見えてきます。
のんびりと水辺のお散歩をするのにピッタリの場所。
水辺のお散歩
Husarviken湾にある橋(Fisksjöbron)を渡ると北ユールゴーデン(Norra Djurgården)と呼ばれる自然豊かなエリアが広がります。
北ユールゴーデンは、かつて王室の狩猟場でした。
橋を渡ると北ユールゴーデンの森が広がります。以前はここでよくサイクリングをしていましたが、アップダウンが結構あって良い運動になりました。
但し、夏にこの森に入ると蚊に囲まれてしまうので虫除けスプレーを持参してください。
今回は森の奥へ進まずに帰りましたが、北ユールゴーデンの奥に広がる森は広大で、機会があれば足を運んでみるのも良いかもしれません。初めて見た時は「首都にこんな森が!」と驚いたものです。
ガス工場跡のインフォメーション
住所 : Gasverksvägen 15, 115 42 Stockholm
地図 : Googleマップで見る
HP : http://www.gasverket.se/
さいごに
今回紹介したエリアは、2011年から開発が進み2026年には新しいホテルも誕生予定とのこと。再開発が進んでいて目が離せないので、これからも注目していきたいと思います。
観光で来た場合ここへ行く優先順位は低いかもしれませんが、もしSpårvägsmuseetを訪問したら帰りにガス工場跡や水辺へ立ち寄ってみてください。特に水辺では、スウェーデン人の普段の生活を垣間見れるかもしれません。
それはつまり、家族や友達とのんびりゆったり過ごす休日、というライフスタイルです。
Spårvägsmuseetの記事はこちらからどうぞ!
同じエリアにある満点ベーカリーの訪問もお忘れなく!
コメント
しろくまさん、こんにちは!どこもかしこも本当に素敵ですね😍
家族や友達とのんびりゆったり過ごす水辺の休日なんて映画の中のような光景なのでしょうね。
しろくまさんの写真はほんとに全部ステキで絵葉書や絵画のようです。
もしかしてプロの写真家さんなのでしょうか?
こんにちは!そうですね、夏は水辺や森でのんびり過ごすことが多いですね。冬は寒すぎて森の休日はちょっと無理なのですが、今の季節は過ごしやすくて。
写真を褒めてくださってありがとうございます。写真家に憧れはありますが、本業は写真とは全然関係ないことです😅