ストックホルムに、信じられないほど美味しいジェラート屋さん「SNÖ(スノー:スウェーデン語で雪)」があります。
私はSNÖが好きすぎて、季節を問わず通っています。
「これとこれを組み合わせちゃうんだ?」というびっくりする組み合わせのジェラートなのに、食べたらちゃんと美味しいのです!
バニラ&ローズマリー、マンゴー&ゆず、いちご&ザクロ、ピーチ&パッションフルーツなど、ぜんぶが本当に素晴らしくて、正直、イタリアで食べるジェラートより美味しいです。
美味しいものって、食べると気持ちがほぐれて、まわりの人にも優しくできる気がしませんか。私にとっては、ただのジェラードというよりも精神安定剤みたいな存在です。
ストックホルムを訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
大人のジェラート
私が好きなのはフルーツ系のジェラートです。

特にラズベリー&ミントが大好き。
ラズベリーはベリーの爽やかさにミントがちょっと効いていて、さっぱりいただけます。
私はミントが苦手ですが、これだったら大丈夫。酸味がまろやかで、甘すぎないところも好きです。
ブルーベリー&ゆずも大好き。パイナップル&ココナッツやアプリコットも美味しいし、ヨーグルトもさっぱり。
フレーバーを2種類選べるのも嬉しいし、季節によってフレーバーが変わるのも楽しみの一つです。

また、SNÖのジェラートは毎日手作りされていて、いつも新鮮なのが嬉しいところ。
Odengatan店では、ジェラートを作っている様子がガラス越しに見えますよ。
SNÖでは、他のお店ではあまり見かけない素材の組み合わせがあって、それがまた楽しいのです。
たとえば、ルバーブやローズマリー、カルダモン、バニラ&オリーブオイル、さくらんぼ、いちじく、ネクタリン、アプリコットなど。
それぞれの素材の味がちゃんと残っているのに、喧嘩しないで味がまとまっているのがすごいなと思います。

私がSNÖで唯一失敗したのは、サフラン&チリマンゴーで、「これは無理」とギブアップしました。私はサフランが苦手なのに、なんで頼んでしまったのか今でも謎です。
でも、SNÖは、試食させてくれるので、味に迷ったら先に試食してみてください。


フルーツ系が美味しいと書きましたが、チョコ系やナッツ系もかなりレベルが高いです。
ピスタチオとホワイトチョコの組み合わせは優しい甘さでクセになるし、ヘーゼルナッツも濃厚。

チョコレートはしっかりコクがあります。冬場はチョコ系やコーヒー系を注文することが多いです。
フルーツとハーブの組み合わせとか、カカオと塩のバランスとか、「これは大人向けのジェラートだな」と思います。
とはいえ、店内は家族連れも多くて、みんなが楽しめるお店です。
サイズによって2種類以上選べるフレーバー
SNÖでは、サイズによりますが2種類〜フレーバーを選べるのも、地味に嬉しいです。
普通は1種類しか選べないお店が多いと思いますが、SNÖならちょこちょこいろんな味を試せるところがすごく好き。
サイズごとに選べるフレーバー数が決まっていて、
Liten(小)は55クローナで1~2種類、
Mellan(中)は68クローナで1~3種類、
Stor(大)は80クローナで1~4種類です。


お土産もアリ
SNÖではいつもは店内で食べているのですが、最近ちょっと太り気味?と思ったときは、持ち帰りにして家で少しずつ食べるようにしています。
本当は食べなきゃいいんだけど、美味しいので、持ち帰って少しずつ食べちゃうんですよね。


お店は4店舗
SNÖは、ストックホルム市内に3店舗、郊外のショッピングモールTäby Centrum内に1店舗あります。
ヴァーサ公園(Vasaparken)という大きな公園の前にあるOdengatanの店舗が、種類が1番多くておすすめです。
ジェラート以外にもコーヒーや軽食も食べられるので、ジェラートを食べない人と一緒に行っても大丈夫です(Hornstull店だけは軽食や座席がないかも)。
あと、冬は長期休みになることもあるので、事前に営業時間をチェックしてくださいね。

夏はOdengatan店でジェラートを買って、目の前のヴァーサ公園で食べるのもおすすめです。

SNÖ
住所 : Odengatan 92, 113 22 Stockholm
地図 : Googleマップで見る
HP : http://www.snogelateria.se/
※ストックホルムに4店舗あります
さいごに
深夜のテレビショッピングみたいな勢いでSNÖを褒めちぎってしまいましたが、本当におすすめのジェラート店です。
ストックホルムにきたら、ぜひ味わってみてくださいね。
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