1350年代から続く歴史あるクリスマスマーケットが、今年(2024年)も11月23日から12月23日まで開催されます!場所はストックホルムのガムラスタン。
ホットチョコレートやホットワインでほっこりしたり、陶器やハンドメイド品を見つけたり、美味しいソーセージや鹿肉を味わったり、冬のスウェーデンのキラキラがつまっています。
中世からつづく幻想的なガムラスタンのマーケットへようこそ!
おすすめは16時以降
Stortorget(広場)のクリスマスマーケットは、ストックホルムの中世の市場がもとになっています。
今の形のクリスマスマーケットは1837年に始まって、一時中断はありましたがずっと続いているのです(1907年から1914年と2020年には中止)。
このマーケットはストックホルムはもちろん、スウェーデンで一番古いクリスマスマーケットです。
クリスマスマーケットは11時から18時までオープンしていますが、おすすめは日没後。暗闇にライトが光ってキラキラしています。
12月のストックホルムの日没は15時前後なので、16時過ぎには真っ暗になります。
夕方に訪れるほうが雰囲気があっておすすめ!
ワクワクする41の屋台
クリスマス マーケットには、キャンディーやソーセージ、鹿肉、熊肉、手工芸品、ホットワイン、ワッフル、ホットチョコレート、綿菓子、クリスマスの飾り、陶器などを販売する 41 の屋台が並びます。
クリスマスツリーを飾るオーナメントやクリスマスの飾りもたくさん。少しずつ買い足していくのが楽しいです。
子供のお菓子や遊び
家族連れも多くて、お子様向けのお菓子やゲームの屋台もありました。
夕暮れ後はすごい人混みになるので、もしベビーカーで行かれるなら11時の開店直後のほうが空いているかもしれません。
Fiskdammというスウェーデンキッズ定番の遊びもあります。
Fiskdammは、子供が先端にフックのついた竿をもち、壁の向こうに垂らします。壁の向こうには大人が隠れていて、フックの先にお菓子やおもちゃをひっかけ、子供がそれを釣り上げるという遊びです。
「子供の遊び」と書きましたが、もちろん大人が遊んでもOKです。
おすすめフード
ここで、私がクリスマスマーケットで必ず買うものを紹介します。
ホットチョコレート
ノーベル賞博物館の前にあるホットチョコレート屋さんは、生クリームがのって60クローナ。
たっぷりと注いでくれますが、私は量はいらないので別のお店で35クローナで買います(この後に説明します)。
ワッフル屋さん
私のおすすめはワッフル屋さんです。
ワッフル屋さんのお兄さんがとても良い人なので、ぜひ行ってみてください。ホットチョコレートに生クリームも入れてくれました。
ホットワイン:Glögg
グロッグ(Glögg)はスパイスの効いたホットワインのことで、スウェーデンではクリスマスの定番の飲み物です。ワインと書きましたが、ノンアルコールのグロッグ(Glögg)もあります。
温かいグロッグは甘くて美味しくて、スウェーデンの寒い冬にぴったりの飲み物。お店の人に聞いたらアルコール度数は1%でした。
熊とトナカイのお肉
お店をぶらぶら見ていたら、熊のソーセージの看板が目に飛び込んできました。看板をじっと見つめていたらお店の方が試食をくれたので、熊が好きなのでためらいましたが、人生初の熊のお肉を食べました。
熊のソーセージは、全くくさみがなく、コリコリというかブツブツした不思議な食感。塩味強めな感じ。
トナカイのローストも試食させてくれたのですが、しっとりした柔らかいお肉で塩味もちょど良かったので、トナカイのお肉を買いました。
試食した後に買わずに立ち去るってなかなか難しいですよね。
ガムラスタンのクリスマスマーケット情報
住所 : Stortorget 7, 111 29 Stockholm
地図 : Googleマップで見る
HP : http://www.stortorgetsjulmarknad.com/
営業時間:
2024 年のクリスマス マーケットは 11/23-12/23まで
毎日11.00-18.00
さいごに
ガムラスタンのクリスマスマーケットは、小さな広場での開催なのでヨーロッパの大きなそれと比べると地味に感じるかもしれません。
でも、古い建物や夜空に光る星、きらきらのライトが作り出す幻想的な雰囲気はおすすめです。中世のマーケットを覗き見る気分でぜひ訪れてみてください。
コメント